小中学生を対象にロボット教室「ロボ団」の運営を行う夢見る株式会社は、小学生向けロボット教育イベント「ロボフェス〜2016大坂春の陣〜」を開催する。
昨今、プログラミング人材育成の重要性に関して国際的な認識が高まる中、初等教育の段階からプログラミングを正式教科として導入する国が増えている。日本でも、ICT技術を活かして世界をリードしていくため、プログラミング人材育成の重要性やプログラミングに関する教育を通じた論理的思考力の向上の可能性を追求し、育成に取り組むこととしている。(※1)
夢見る株式会社が運営する「ロボ団」は、小中学生を対象に“組み立てて遊ぶ”レッスンではなく、制作したロボットをパソコンでプログラミングし、課題を解決していく教室だ。独自のカリキュラム・テキストを使用し、STEM教育(※2)の基礎をはじめ、プログラミングやプレゼンテーションなどを学び、論理的思考力や問題解決力・表現力・集中力・やりきる力を中心に、チームで成果を出す力を身につけることができる。また、3時間のワークショップ型レッスンを導入しており、4年のカリキュラムでプログラミング言語Javaの習得と、世界的なロボットコンテストWROへの出場を目指す。
ロボフェスは、株式会社サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営する「Makuake」にて目標金額の130%を達成した注目を集めるイベントだ。
「ロボフェス〜2016 大坂春の陣〜」は「小学生」を中心に据え、 「小学生のためのロボコン」、「未来ロボット体験」、「親子ロボット体験」、「基調講演」、「Touch&Try」などのコンテンツが用意されている。
開催日時:2016年4月29日 10:00〜16:00
開催場所:大阪城スクエア 大手前ホール
事前予約が必要。詳細は、「ロボフェス〜2016大坂春の陣〜」専用サイトを参照。
(※1)出典:プログラミング⼈材育成の在り⽅に関する調査研究 報告書(平成27年6月総務省)
(※2)Science科学,Technology技術、Engineering工学,Math数学
ロボフェス〜2016大坂春の陣〜コンテンツ紹介
小学生のためのロボコン
3つの参加区分に分け、初心者から経験者まで、ロボットの制作やプログラミング技術を競う。
当日発表される課題に対し、制限時間の中で試行錯誤しながら取り組む子ども達の姿に観客も手に汗を握り、競技の結果に一喜一憂しながら大変盛り上がる。また、子ども達にとっては緊張感に包まれた環境での取り組みが良い刺激となる。
なお、ロボコンの審査委員長は、Pepperが務める。
未来ロボット体験
SHARPをはじめ、ロボット関連技術を取り扱う企業がブース出展を行う。普段の生活では直接触れることの出来ない最新ロボットに触れて最新技術を学ぶことが出来る。
<出展例>
・RoBoHon(SHARP株式会社)
・Pepper(イサナドットネット株式会社)
・TABO(株式会社バスキュール、プログレス・テクノロジーズ株式会社)
親子ロボット体験
親子で教育用レゴ「マインドストームEV3」を使い、プログラミングによるロボット制御を体験できるコーナー。
課題に合わせて試行錯誤することにより、プログラミングの柔軟性を体感することが出来る。
基調講演
ロボコン世界大会を経験している中高生によるプレゼンテーションやパネルディスカッションを予定。
Touch&Try
低年齢でも取り扱えるプログラミング教材「レゴWeDo2.0」を使い、タブレット操作でプログラミングを体験することができるコーナー。
【関連リンク】
・夢見る株式会社
・夢見る(Youmemiru)
・ロボフェス〜2016大坂春の陣〜
・シャープ(SHARP)
・イサナドットネット(isana.net)
・バスキュール(Bascule)
・プログレス・テクノロジーズ(PROGRESS TECHNOLOGIES)
・サイバーエージェント・クラウドファンディング(CyberAgent Crowd Funding)
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