ブロードバンド推進協議会は12月18日(金)明治大学 アカデミーコモンにて、利活用部会 第4回研究会として「ドローンの利活用促進と課題解決への展望」をテーマに研究会を開催する。
新たなテクノロジーとして、国内外にてドローン(無人航空機)に注目が集まっている。空からだけでなく、人が立ち入りにくい場所などへ無人で進入 し情報収集を行うことができ、その利用シーンは農薬散布や警備、物流、広告などから、監視や探索など、様々な分野での応用が期待されている。一方で、その活用に関する制度や法規制の整備が進みつつあり、法律に則った運用についての知識も深めていく必要がある。
今回の研究会では、ドローンを巡る技術的動向や法整備の最新動向、さらに地域に多数の有効活用事例などもまじえ、その可能性や対するリスク、今後考えられる用途やビジネスモデルについて議論をする。
【開催概要】
日時 2015年12月18日(金)15:00-18:00 ※懇親会は18:00開始
会場 明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン 8階 308F教室
〒101-8301 東京都千代田区神田駿河台1-1
アクセスマップ、キャンパスマップ
主催 一般社団法人ブロードバンド推進協議会
対象 情報・通信関係者、開発エンジニア、その他
定員 60人 ※お申込み多数の場合はBBA会員を優先
研究会参加費 無料/懇親会参加費 3,000円(税込) ※BBA正会員・賛助会員は無料
【お申し込み】
申し込みはこちらのサイトより
【プログラム】
14:30 開場・受付開始
15:00-15:05 「企画趣旨説明・ドローンの最新動向と法規制への対応について考える」
BBA利活用部会 部会長/青森公立大学 経営経済学部 地域みらい学科 准教授 木暮祐一 氏
15:05-15:45 「ドローンの製品とサービスが示す、新しい時代の到来とは?」
株)角川アスキー総合研究所 取締役 兼 主席研究員 遠藤諭 氏
15:45-16:15 「空撮の社会応用、ドローンテックラボ・コンソーシアム・仙台の構想」(仮)
ドローンテックラボ・コンソーシアム・仙台 会員/(株)GENPAY COO 大西清 氏
16:15-16:45 「九州地区の空撮業務の動向」
(一社)日本ドローン協会 会員/(有)三貴プラン 尊田貴三 氏
16:55-17:35 「ドローンを巡る規制の動向と社会インフラとしての活用」(仮)
セキュアドローン協議会 会長/スプリングフィールド株式会社 代表取締役 春原久徳 氏
17:35-17:50 まとめ
18:00 から懇親会(希望者参加 有料)
【開催趣旨】
首相官邸内に墜落していたことで、一躍話題を集めるようになった無人航空機・ドローン。この事件を契機にドローンを運用するにあたっての法整備が一 気に進み出した。ドローンに対する否定的な報道も少なくなかったため、危険なものというような認識が広がってしまったのは残念なことだが、一方で利用シーンは急拡大し、農薬散布やインフラ監視、テレビなどの撮影などの応用に広がりを見せている。
今回の研究会では、まず角川アスキー総合研究所 主席研究員の遠藤諭様より、ドローンをめぐる最新動向全般について紹介。また、それが登場した技術的背景やその意味するところを踏まえて、 ドローンに何ができて、どのような応用に向いているのか、ドローンに期待すべきことや注意点を理解していく。
また、ドローンの応用事例の1つ目として、ドローンの空撮画像から高精度な立体地形図を低コストで作製する技術を確立し海外進出も目指す GENPAYの大西清が、ドローンの空撮応用と、産学官連携によるビジネス展開を目指す連携組織として注目される「ドローンテックラボ・コンソーシア ム・仙台」の構想や仙台市の特区としての動きについて話す。
さらに応用事例の2つ目として、空撮による設備点検を行う三貴プランの尊田貴三より、インフラ設備(煙突・橋・建物)等の老朽化点検業務への応用事例と、日本ドローン協会の取り組みについて紹介。
締めくくりとして、ドローンが今後社会でどのように活用されていくのかという展望と、ドローンを扱う際に心得なくてはならないドローン関連の法規制の動向に関して、セキュアドローン協議会 会長 春原久徳が解説。
【関連リンク】
・ブロードバンド推進協議会
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