野村不動産ソリューションズ株式会社と株式会社MILIZEは、両社で共同開発した、不動産購入後の顧客をサポートする資産シミュレーションサービスサイト「不動産・金融ナビ」を、2023年7月4日にリリースすることを発表した。
野村不動産ソリューションズは、2023年4月3日よりBaaS(Banking as a Service)を活用した住信SBIネット銀行を所属銀行とする銀行代理業を開始し、「ノムコムNEOBANK」にて預金や決済、住宅ローンなど銀行サービスを提供している。
今回発表された「不動産・金融ナビ」は、野村不動産ソリューションズを通じて住宅を購入した顧客に向けた、資産状況を無料でシミュレーションするサービスサイトだ。
まず、7月4日から開始されるサービスは「ライフプランシミュレーション」だ。
これは、様々なライフイベントに必要な費用を想定しながら入力した情報をもとに、MILIZEが保有する平均的な給与曲線や教育費などのデータを活用しながら、資産の状況をシミュレーションするサービスだ。
顧客ごとに異なるシミュレーション結果になるため、将来のライフプランの再設計や、住宅ローンの繰上返済、老後資金の積立開始時期などのタイミングの検討にも利用することができる。
その後、7月中旬以降に「積み立てシミュレーション」「取崩しシミュレーション」「投信ロボアド(積立ポートフォリオ診断)」の提供を順次開始する。
「積み立てシミュレーション」と「取崩しシミュレーション」は、住宅ローンの繰上返済の積立や、将来に向けて老後の必要資金の運用シミュレーション、貯蓄を取崩す際の取崩し額のシミュレーションを行うことができるサービスだ。
「投信ロボアド(積立ポートフォリオ診断)」では、いくつかの質問に答えることで、AIがリスク許容度を判定し、状況に応じた投資資産の配分を提案する。
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