日本アイ・ビー・エム株式会社(以下、日本IBM)は、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(以下、FFG)と共に、新サービス「経営カテゴリー診断」を開発し、FFGが提供を開始したと発表した。
「経営カテゴリー診断」は、法人や個人事業主のDXや働き方改革の推進度など、数値化が難しい経営課題を可視化するものである。
このサービスは、FFGの事業者向けポータル「BIZSHIP」と、株式会社BusinessTechが提供する課題解決サービス「ビジクル」を連携して提供するもので、福岡銀行のBIZSHIPを利用する法人と個人事業主に対して提供される。
サービスには、診断機能や最適なソリューションを提供する施策紹介機能、他社の成功事例を確認する事例紹介機能などが含まれる。
また、財務領域の経営課題解決を目指す「経営診断」や、今回開発した非財務領域の「経営カテゴリー診断」を組み合わせることで、FFGの顧客が抱える多様な経営課題を可視化し、財務と非財務領域の両面から、顧客の事業成長へ向けた様々なサポートが可能になる。

日本IBMは、FFGと共に、今回の「経営カテゴリー診断」の開発にあたり、デモ画面などを用いて顧客や営業店行員からのフィードバックを通じて、サービスの高度化を図ってきたと述べている。
さらに、両社はアジャイル開発などを通じて、BIZSHIPが提供するデジタル接点でのサービス向上を推進し、デジタルとヒューマンを融合した地域金融機関の新たなビジネスモデルの創出を目指すとしている。
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