三井不動産株式会社と、三井不動産グループの株式会社ShareTomorrowは、不動産MaaSの新サービス「&MOVE」を立ち上げ、第一弾として、三井不動産グループが開発・運営する商業施設・ホテル・マンションへの導入を開始することを発表した。
また、各施設の利用者に向けて、2019年より資本業務提携を行っているフィンランドのMaaS Global社が開発した「Whim」と、コミュニケーションアプリを活用したサービスを提供する。
「&MOVE」では、「Whim」を通じ、各施設を利用する利用者の用途に合ったモビリティと料金プランを提供する。以前より利用可能であった、タクシー、カーシェア、シェアサイクルに加えて、株式会社NearMeとの連携により、シェアード・シャトル(オンデマンド型相乗りサービス)が新たに利用可能となった。(トップ画参照)
また、コミュニケーションアプリを通じ、普段利用する店舗・サービス施設等、各施設を加味した目的地の情報を提供する。

導入される施設は、三井ガーデンホテルズ、 三井ショッピングパーク ららぽーと、パークアクシスで、それぞれ実証が行われる。

三井ガーデンホテルズでは、宿泊者向けに、ホテル周辺スポットや周遊ミニツアーの情報提供、都度払いのシェアサイクル及び、ワンデーパス(1,000円)等の乗り放題料金の提供が行われる。
三井ショッピングパーク ららぽーとでは、来館者向けに、アーバンドック ららぽーと豊洲と、門前仲町エリアを往復するシェアード・シャトルサービスを導入する。
パークアクシスでは、入居者向けに、都度払い及び定額の入居者専用モビリティ(カーシェア、シェアサイクル)をマンション敷地内に設置する。
こうした実証後に順次拡大を進める予定だという。
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