NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、車両管理業務を支援するテレマティクスサービスブランド「LINKEETH」を、2023年4月6日に立ち上げた。
また、「LINKEETH」のサービスラインナップの1つとして、テレマティクスサービス「LINKEETH DRIVE」を提供開始する。
「LINKEETH」は、「docoですcar」で提供されてきた、安全運転管理者向けの車両管理業務の効率化・安全運転支援サービスに加え、日報や車両点検報告作成業務の自動化など、ドライバーの業務効率化にも重点を置いたサービスを展開する。
また、サービス基盤を、NTT Comが提供を開始したモビリティプラットフォーム「MAXIV」に刷新することで、外部システムとの連携がしやすくなることから、データを活用した社用車管理の可視化による台数最適化・燃費向上などが可能となる。
「LINKEETH DRIVE」は、AI搭載通信型ドライブレコーダを活用し、安全運転支援と車両運行管理を行うサービスだ。
センサやAIを活用し、ドライバーの運転傾向をチェックする。また、リアルタイムに車両位置を可視化する動態管理機能を始め、日報作成の自動化、管理者への各種報告機能もアプリを通して提供する。

さらに、アルコールチェックサービスと合わせて利用することで、車両管理業務の一元化や事故削減に向けた取り組み強化が可能となる。
加えて、日時・エリアから該当する車両と映像を特定できるため、万が一のクレームが発生した際も、遠隔からの状況把握と対応が可能だ。
また、外部サービスやActive Directoryなどのマスタ連携が可能なため、アカウント管理や帳票出力などを自動化することができる。
現状「LINKEETH DRIVE」では、株式会社JVCケンウッド製のドライブレコーダ「STZ-DR06L」を採用しているが、今後さらなるマルチデバイス化や、搭載可能な車両などの種類(特殊車両、二輪車、船舶、電車など)の増強を図っていくとしている。
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