株式会社安藤・間(以下、安藤ハザマ)は、約750台の社用車を利用する全国約230拠点に、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)の車両管理サービス「LINKEETH(リンキース)」を導入し、AIとICTの活用による安全運転指導の取り組みを2023年7月より開始する。
今回の取り組みでは、AI搭載通信型ドライブレコーダとアルコールチェックのデータを「LINKEETH」のクラウドで一元管理し共有することで、全社用車の運行・利用情報を管理画面上で確認することができる。
さらに、日報の自動作成機能により、これまでドライバーが個々に手書きで作成していた「運転記録簿」や「アルコールチェック記録簿」の記載業務を自動で行う。

また、AI搭載通信型ドライブレコーダの活用により、危険予測だけではなく、ドライバーごとの安全運転レベルを点数化できるほか、急ブレーキ・急ハンドルを行った場所・時間・映像をドライバーと安全運転管理者(以下、管理者)が相互に確認、共有することで、ドライバーの運転状況や技量に応じた交通安全教育を行うことが可能になる。

加えて、リアルタイムに車両の位置や速度を把握できるほか、過去の走行ルートやアイドリング時間などの確認も行うことができる。
アルコールチェックの点呼業務においては、アルコール検知器による測定データや、測定時のドライバーの顔写真を「LINKEETH」に送信し、リアルタイムに管理画面へ反映される。
なお、異常を検知した場合は、管理者へメールで通知される。

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