株式会社REXEVと日産自動車株式会社(以下「日産」)は、電気自動車(以下、EV)車両データのサーバ間を連携した実証実験を、2023年9月14日より実施する。
これまで、REXEVが開発したEVの車両管理とエネルギーマネジメントシステムが統合されたeMMS(eモビリティマネジメントシステム)を活用したサービスでは、独自の車載デバイスを設置することで、車両の「バッテリー残量」「電力消費量」「GPS位置情報」等の情報を取得していたが、「この車載デバイスを設置していないと一部のサービスが提供できない」「設置工事等が発生する」などの課題があった。
そこで今回、日産のEV車両データをサーバ間通信によりeMMSと連携することで、EV車両データの取得のために独自の車載器の設置が不要となる。これにより、これまでREXEVが提供していたサービスを車載デバイスなどの追加設備なしに提供できるようになり、より多くのEVユーザにEV車両を提供できるようになる。
実証実験では、日産の、EV車両データをサーバ間通信によって活用できる法人向けのサービス「Nissan Biz Connect API」より、EVの「バッテリー残量」「電力消費量」「GPS位置情報」等の車両情報を連携し、対象サービスを提供するための課題の抽出、提供サービス品質の確認ならびに付加価値の向上が可能かを検証する。
対象サービスは、「法人EV向け スマート充電器サービス」「社用車・公用車導入支援サービスFlemobi(フレモビ)」「EVカーシェア事業立ち上げ支援サービス」「電気自動車カーシェアリング eemo」だ。
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