株式会社マクニカと北海道岩見沢市は、持続可能な交通体系の構築や新たな交通モードの展開およびMaaSなど、複合的サービスの検証を目的とし、自動運転EVバスの公道走行実証を実施する。
今回発表された実証では、自動運転EVバスが移動交通手段の確保のための手法のひとつとして機能するかを評価検証するほか、産学官連携(北海道大学COI-NEXT)による車両を活用した教育・健康に関連するMaaSやデジタル技術を活用したサービスの検証を行う。
検証されるサービスは、運行管理(遠隔監視)システム、乗車予約(スマートフォン活用)、ニーズ調査(スマートフォン・タブレット活用)だ。
また、2023年4月に施行された改正道路交通法により認められた、レベル4「特定条件下における完全自動運転」を見据えた、遅延のない通信環境による遠隔監視の実証を実施する。
さらに、令和4年度からの継続実証として、北村赤川鉱山施設で実証中の、温泉付随ガスと太陽光を燃料に発電した電力の利活用と、充電に活用することによるCO₂排出量削減効果や電力利活用による低炭素化の検証を行う。
なお、この実証は、マクニカが岩見沢市および岩見沢市内企業の2団体から構成される「岩見沢市自動運転バス実証コンソーシアム」より委託を受け、協力機関である岩見沢地区ハイヤー協会と共同で実施される。
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