住友ゴム工業、中国・蘇州で「センシングコア」を活用した自動運転バスの実証実験を開始

中国蘇州市相城区は、スマートシティに向けた取り組みが本格化しており、自動運転タクシー・自動運転バス・無人配送車・無人清掃車などの自動運転車両が、600台以上走行している地域だ。

住友ゴム工業株式会社は、江蘇省蘇州市での新たな交通システム構築に向けて、独自のセンサレスセンシング技術「センシングコア」による自動運転バスの実証実験を、2023年6月より開始している。

実証実験では、走行中の自動運転バスからクラウドに送信された情報を、「センシングコア」の路面状態検知機能で解析し、運行管理者へ結果をフィードバックする。

また、検知した路面状態は、運行管理者に「路面滑りやすさマップ」などの形式で通知する。

住友ゴム工業、中国・蘇州で「センシングコア」を活用した自動運転バスの実証実験を開始
実証実験の概要図

今後は、タイヤ荷重検知やタイヤ摩耗検知へ機能を拡張していき、将来の自動運転の社会実装に向け、自動運転車両の安全運行における業界標準としての導入を目指すとしている。

なお、この取り組みは、10月16日~20日に蘇州市・Suzhou International Expo Centerで開催される「第29回ITS世界会議2023蘇州」の蘇州市相城区ブースで紹介される。

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