MONET Technologies株式会社(以下、MONET)は、2020年から全国の自治体や企業向けに、MaaSで利用する車両として、トヨタ ハイエースワゴン グランドキャビンをベースにした「マルチタスク車両」を展開している。
「マルチタスク車両」は、車内のレイアウトを変更することが可能で、1台をさまざまな用途で活用できるMaaS向けの架装車両だ。
そして本日、MONETは、日野自動車株式会社の小型BEVトラック「日野デュトロ Z(ズィー)EV」のウォークスルーバン仕様を架装し、MONETの「マルチタスク車両」のラインアップに追加することを発表した。(トップ画外観)
ベースとなる「日野デュトロ Z EV」のウォークスルーバン仕様は、走行時にCO2の排出がないEVだ。EVのため高い静粛性があり、低床構造により乗り降りがしやすくなっているほか、車内で立ったまま作業ができるのが特徴だ。
サイズは全長4,695mm、全幅1,695mm、全高2,290mmとコンパクトで、かつ最小回転半径は4.9mで小回りが利くため、道路の幅が狭い農村部や山間部での走行にも適している。
また、車両総重量が3.5t未満のため、普通自動車免許での運転が可能だ。
利用用途としては、自治体や企業などでの医療MaaSや行政MaaS、オフィスカーなどが挙げられている。例えば、医療MaaSで利用する場合、サービス提供者は立ったまま診察や検査を行うことが可能で、患者は静かな環境で診療などを受けることができる。

今回発表されたEVの「マルチタスク車両」は、2024年1月からレンタカーとして提供を開始し、今後リースによる販売も行う予定だ。
まずは、2023年10月27日から2024年1月末まで、三重県で実施される「令和5年度 医療MaaS(中山間地域における住民の健康・生活を維持するモビリティサービス実装事業)」の実証実験で使用される。
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