キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は、需要予測・需給計画ソリューション「FOREMAST(フォーマスト)」に、新たに気象などのコーザルデータとAI技術を用いて需要予測精度を向上させる機能や、在庫補充計算機能のバリエーションを追加した、Ver.3.3を、2022年7月1日より販売開始することを発表した。
「FOREMAST」は、数理技術や業務知識などのさまざまな知見に加え、AI活用技術などの研究成果を生かした需要予測・需給計画ソリューションだ。
「在庫補充計画SIコア」、「需要予測SIコア」といった5つのSIコアから構成され、課題に合わせてSIコアとそれに付随する機能を選択し、組み合わせて導入することが可能。
新バージョンでは、天候や気温、物価指数などの、販売に影響を与える要因であるコーザルデータとAI技術を用いて、実績や予測結果を補正している。
併せて、コーザルデータを外部の情報配信サービスから受信し、「FOREMAST」で活用できるデータに変換・蓄積する、コーザル情報収集機能を提供開始する。

コーザル情報収集機能は、標準で気象データに対応し、利用ニーズに合わせてその他のコーザルデータを追加することも可能だ。
その他にも、新バージョンでは、在庫補充量の計算時に補充元・補充先の在庫レベルを考慮して補充量を自動調整する機能や、計画調整画面の機能・性能向上など、複数の機能を追加・改善している。
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