株式会社安川電機と株式会社YE DIGITALの合弁会社である株式会社アイキューブデジタルは、AI画像検査と排除機構がセットになったAI画像判定ソリューション「Y’s-Eye(ワイズアイ)」を提供している。
そして、「Y’s-Eye」の検査対象特化型モデル第1弾として、検査対象をハンバーグパティに特化した検査対象特化型モデル「Y’s-Eyeハンバーグ」を、2022年7月1日より受注開始することを発表した。
「Y’s-Eyeハンバーグ」は、AIに検知させる検査対象をハンバーグパティに特化しパッケージ化することで、基本設計が予め完了している。
また、基本設計と異なる検査パターンについても想定設定されており、ユーザの検査対象製品に対するAI判定モデル作成を行うことで導入が可能だ。
AI画像解析技術により、ルールベースでは一律に決められない判定基準もAIでモデル化するため、食品のような個体差の大きな対象物に適している。

ロボットは安川電機製HC10DTFPを採用しており、水洗いにも対応。洗剤にも強い仕様だ。ハンドは浮上式のベルヌーイ式ハンドで、ノズル詰まりの心配がない。(トップ画参照)
「Y’s-Eyeハンバーグ」を導入することにより、検査工程自動化を実現すると同時に、検査結果データから不良傾向分析を行うことで、歩留まりの改善、人手不足の解消や食品ロス削減などが期待されている。
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