Fracta Leap株式会社と栗田工業株式会社は、両社が共同で進める、水処理プラントの設計・生産及び運転管理をスマート化する「メタ・アクアプロジェクト」にて、水処理プラントの「設計自動化ソリューション」を開発・運用している。
そして本日、2022年11月にリリースをした「配置設計アプリケーション」に加えて、「装置構成アプリケーション」と「工事計画アプリケーション」のβ版をリリースし、運用を開始したことを発表した。
「装置構成アプリケーション」は、入力した水量・水質情報から必要となる水処理装置の構成を、アルゴリズムによって複数パターン提案する。
また、複数パターンの比較検討に有用なイニシャルコストやランニングコスト等の評価指標も併せて提示する。
「工事計画アプリケーション」は、工事の作業順序、作業員数の配分、スケジュールなどをアルゴリズムで自動生成し、スケジュールと連動する形で、装置の据え付けなどを視覚的に表現する。
さらに今夏には、水質・水量に影響を与える主要な水処理工程を「ブロック(装置単位)」で定義し、ブロックとそのつながりを表現した図を作成する、「ブロックフロー 作成アプリケーション」のβ版もリリースする予定だ。
これら一連の自動設計アプリケーションを運用することで、基本設計の業務量は約6割が削減され、併せて、所要期間も約4割が短縮される見通しだという。
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