株式会社電通国際情報サービス(以下、ISID)とジャパン・イーエム・ソリューションズ株式会社(以下、JEMS)は、業務提携契約を締結し、工場DXサービスの企画・提供を通した製造業界向けスマートファクトリー化の推進に取り組むことを発表した。
今回の業務提携により、リアルな工場とデジタルあるいは仮想空間といったバーチャルを掛け合わせたソリューションの創出に向け、両社の知見やノウハウをJEMSの自社工場へ導入し、生産・製造ラインに実装することにより、さまざまな検証を行う。
ここで生み出された成果を新たなソリューションとして共同開発し、将来的に工場DXソリューションとして提供される予定だ。
具体的には、JEMSが自社開発した工場向け生産管理システム「JPRO(ジェイプロ)」の提供を開始する。
「JPRO」は、量産製品やインデント製品(多品種少量生産型の製品)、および保守製品へ対応する生産管理システムであり、JEMSが自社工場でも活用しているシステムだ。
ISIDは、「JPRO」を工場DXのコアソリューションの一つとして位置づけ、同社が有する製造業界向けの販路を活用し、2023年8月31日より提供を開始する。
また、工場DXソリューションのデモンストレーション・見学が可能な工場内ショールームを、2024年に開設する予定だ。
その後、工場での検証結果や利用者からのフィードバックを基に、2025年には工場DXソリューションを共同開発するとしている。
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