横河ソリューションサービス株式会社、横河レンタ・リース株式会社、パナソニック コネクト株式会社は、プラントにおけるDX実現を支援する様々なソリューションの提供に向けた協業を開始することを発表した。
この協業で、横河ソリューションサービスが持つ計測・制御・情報技術と、パナソニック コネクトが持つ無線ネットワークや画像センシング技術などを組み合わせ、現場の作業効率化・自動化・自律化に資するソリューションを提供していく。
加えて、横河レンタ・リースが持つレンタル・リーススキームも活用するとしている。
協業の第一弾として、2023年9月1日から、ローカル5Gの実証実験向けに、ネットワーク機器と各社のソリューションを組み合わせたローカル5G導入検討用レンタルパッケージの受注を開始する。
レンタルサービスの最短期間は3か月で、利用者の現場にローカル5Gコアおよび基地局の設置することにより、高セキュリティ運用やBCP対策に特化した無線ネットワーク環境を構築する。
また、電波伝搬や通信速度等の実測値の測定に加え、ニーズやユースケースに合わせた最適なソリューションをセットで提供する。

これにより、初期費用を抑えながらプラントDXへ向けた実証実験の実施が可能だ。
なお、このサービスでは、端末のレンタル費用やコンサルティングを含むソリューション、システム設計、ネットワーク設計、工事などの費用は含まない。また、利用者にて本免許もしくは実験試験局免許の取得が必要だ。
提供エリアは日本国内で、2023年9月1日から受注を開始し、サービス開始は2024年3月を予定している。
価格は導入検討用が月額税抜き265万円からで、本番運用については別途見積となっている。
今後、横河ソリューションサービス、横河レンタ・リース、パナソニック コネクトは、ローカル5G導入検討用レンタルパッケージの提供を通じて知見・ノウハウを蓄積し、ソリューションサービス群のラインアップを順次拡大していくとしている。
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