凸版印刷株式会社は、製造DX支援ソリューション「NAVINECT(ナビネクト)」を、2019年4月より販売している。
そして本日、製造現場に合わせて複数のサービスを組み合わせて導入できるテンプレート型ソリューション「NAVINECTラインビルド」シリーズの新製品として、製造現場の荷役台として使用されるパレットやオリコン(折りたたみコンテナ)などの循環資材の管理・運用支援に特化した「循環資材管理DX」の販売を、2023年10月より開始することを発表した。
「循環資材管理DX」では、資材毎に2次元コードやバーコードのラベルを発行し、スマートフォンやタブレットなどの操作端末に予め登録して運用する。
これらの情報をもとに、保有数、所在情報、経過時間をデジタル上で可視化し、循環資材のライフサイクルに合わせた管理を行う。
自社の各拠点だけでなく、得意先などの社外にある循環資材の数量・経過日数を一元管理することが可能だ。
また、スマートフォンやタブレットに移動先の周辺地図を表示することができ、所在に近い拠点をすぐに把握することができる。
さらに、機能を拡張することで、原材料や製品、部品、工具などの管理も可能だ。
価格は初期費用が別で、月額利用料が税抜き7万円からとなっている。
今後「NAVINECTラインビルド」シリーズでは、製造現場の用途に対応した製品の開発を進め、複数を組み合わせて利用できる「NAVINECT」の利便性を追求したソリューションの提供を図っていくとしている。
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