東京商工リサーチ、サプライヤーリスク管理を支援するオンラインプラットフォームをリリース

サプライヤーのリスク管理は、サプライチェーンの安定確保に不可欠だが、特に海外で多くのサプライヤーを抱える場合、その管理は煩雑で膨大な工数が必要となる。

また、近年AML/CFT(マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策)やESG(環境、社会、企業統治)などの非財務面における管理の必要性が高まっている。

こうした中、東京商工リサーチ(以下、TSR)は、サプライヤーのリスク管理を支援するためのオンラインプラットフォーム「D&B Risk Analytics-サプライヤー・インテリジェンス」をリリースした。

このプラットフォームは、企業データの取得から変動情報の監視、コンプライアンスチェックまで、サプライヤー管理に必要な情報を提供するものだ。

企業情報プロバイダーであるDun&Bradstreet(以下、D&B)が収集した情報ソースに基づくリスク指標と、サプライヤーのリスク把握に特化した機能を提供し、重点的に注意すべきサプライヤーを可視化することで、効率的な管理を実現する。

東京商工リサーチ、サプライヤーリスク管理を支援するオンラインプラットフォームをリリース
画面イメージ

これにより、サプライヤーの事業継続性を判断する与信管理と、自社へ間接的に影響を及ぼす非財務リスクを把握する2つのリスクをカバーする。具体的なリスクとしては、支払振り、財務状態、資本系列、AML/CFT、制裁リスト、ネガティブ情報、裁判情報、ESGなどが含まれている。

主な機能としては、サプライヤー全体分析、個社詳細分析、管理機能があり、それぞれに特化した機能を提供する。また、各種リスク関連指標、スクリーニング、ESGランキングなどを活用し、サプライヤーの事業継続性や総合評価を行う。加えて、モニタリング・アラート機能を搭載し、重要な変動をメールで通知するほか、インターフェイスは多言語対応となっている。

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