キャディ、調達・見積活動を効率化するAI見積クラウド「CADDi Quote」を正式提供開始

キャディ株式会社は、同社が展開する「製造業AIデータプラットフォーム CADDi」において、AI見積クラウド「CADDi Quote（キャディ クオート）」を、2024年9月17日より正式に提供開始した。

「製造業のAIデータプラットフォームCADDi 」は、製造業における、図面、CAD、仕様書、コスト、品質データといった様々なデータを解析・関連付けし、そこからインサイトを抽出することで、人間の生産活動を楽に高度化するシステムおよびアプリケーションの集合体だ。

「CADDi Quote」は、「製造業のAIデータプラットフォームCADDi 」における調達向け第一弾アプリケーションだ。見積依頼、見積回収、相見積比較、見積査定までの一連のプロセスを管理し、調達改善のためのデータを資産化する。

見積情報をベースとしたサプライチェーンのデータを蓄積していくことで、購買価格の設定・査定やサプライヤー選定をデータドリブンで行える仕組みに変えていくことを目指す。

また、AI解析技術を活用し、過去の実績や図面の特徴を基に、類似品を製造する相見積先・実績価格を候補として表示するほか、サプライヤーの一括選定・一括送信・比較表を自動生成する。これにより、最適なサプライヤー選定と価格査定が可能だ。

さらに、見積情報を図面に紐づけて蓄積し、調達やソーシング業務の改善に役立てることができる。

キャディは今後も機能強化を図っていくとし、サプライヤーと画面上でコミュニケーションが行えるチャット機能やAI解析技術の向上を計画しているとのことだ。

IoTNEWS編集部

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