ラティス・テクノロジー株式会社(以下、ラティス)は、同社が提供するモノづくりに必要な様々なデータを3Dに統合できる軽量3Dフォーマット「XVL」と、株式会社テクノツリーが提供する現場帳票電子化ソリューション「XC-Gate(エクシーゲート)」を連携させ、「XVL」による新たな設計製造ソリューションを開発したと発表した。
このソリューションは、最新の設計3DデータをPDM(PLM)から「XVL」に変換し、作業や確認チェックリストなどの指示情報を「XVL」に紐づけることで、3Dでの製造指示情報の作成を可能にするというものだ。
製造現場では、3Dでの製造指示内容の確認や、着手完了日時、数量、作業工数、寸法、検査等の品質チェック記録を、作業現場においてタブレット、PC端末のブラウザからできるようになる。
また、音声での入力に加え、Bluetoothでデバイスを接続することにより、デジタル工具からの情報入力にも対応する。
さらに、現場で登録した製造実績データはすぐにデータベース化されるため、進捗状況などの情報をリアルタイムに検索・表示するなど、月報や管理表などのデータ集計等にも活用することができるとのことだ。
なお、このソリューションは、XVLデータから3Dサービスドキュメントや3D組立図を生成する「XVL Web3D Manager」のオプション(実績収集オプション)として、2024年10月頃より提供予定だ。
また、2024年9月27日にJPタワーホール&カンファレンスで開催される、ラティス主催イベント「製造業DX×3Dセミナー2024」にて展示するとしている。
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