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製造業 > DNP、飲料・食品の生産ラインの設備状態を数値化できるセンシングサービスを開始
大日本印刷株式会社(以下、DNP)は、同社が提供する「DNP工場支援サービス Meglus Port(メグラスポート)」に、PETボトル充填ライン用「搬送パーツ」のセンシングモジュールを追加した。
「DNP工場支援サービス Meglus Port」は、独自のDX・自動化技術を活用して、工場の製造DX化を支援するサービスだ。2023年5月からは、同サービスで活用できる、工場の生産ラインのデータをクラウドで管理・解析できる「情報集計・分析ツール」を、飲料メーカ2社の国内工場にサブスクリプション方式で提供している。
今回追加されたモジュールは、従来は難しかったPETボトル充填ライン用「搬送パーツ」の状態を数値化する。これにより、PETボトルの成形機・充填機のグリッパの位置や動作状況を自動で測定することで、PETボトルの成形によって傷がつかないように予防保全することが可能になった。
導入前と比較して、グリッパの日常的な寸法測定業務の作業負荷が軽減され、同社調べによると、約90%の時間を短縮することができたのだという。
なお、同サービスは、2024年11月に飲料メーカで採用され、PETボトルの充填ラインにおけるラベル搬送の挙動監視や分析、PETボトル成形機・充填機で重要となるグリッパの測定・保守業務で活用されている。
今後DNPは、機能を拡充した「DNP工場支援サービス Meglus Port」を飲料・食品メーカ向けに提供するほか、オペレーションサポートツールや自動化装置、メンテナンスサポートツールや教育・技術伝承ツール、コンサルティングサービスなど、機能やメニューも拡充していくとしている。
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