東芝ライテック株式会社は、同社が提供するカメラ付きLED照明で天井から撮影した画像をAI解析する「ViewLED Solution(ビューレッド ソリューション)」における、「不安全行動検知」の機能を拡充し、2025年8月20日から提供を開始すると発表した。
従来、製造現場での不安全行動のチェックは目視確認が中心で、管理者の目にとまった違反者個人に対して注意をしても、現場全体の改善活動に繋がりにくい面があった。
そこで今回、従来の4つの検知項目に加え、「不安全行動検知」に新たに「転倒」「歩きスマホ」「保護マスクの非着用」の3項目の検知を追加した。
さらに、リアルタイム通知を追加。不安全行動を検知した際には、リアルタイムで外部機器と連携し、信号灯の点灯やスピーカーによる放送が可能だ。
例えば、転倒して動けなくなった作業員を検知し、周囲に通知することで、発見の遅れによる重症化を防止できる。

また、ルール違反者への即時通知により、不安全な状態を速やかに是正することが可能だ。
加えて、レポート機能も新たに追加され、1週間の不安全行動をダイジェストで表示する。また、最大1か月分の検知データからレポートを自動作成する。
これにより、不安全行動の発生傾向の把握や改善活動の効果測定などが可能だ。
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