ダイエットや健康維持のためには、摂取カロリーを管理することが一般的である。しかし、肉や野菜などのカロリーは個体ごとに異なるため概算になってしまうことや、その吸収率もひとりひとり、また体調によっても異なる。これに対し、自分自身の身体を計測することで見える血糖値は、口にしたものが自分にもたらす結果そのものにつながる。
株式会社Langerhansと株式会社バディトレは、血糖値の計測を活用したパーソナルトレーニング「バディトレHabitus」の提供を開始した。
バディトレHabitusは、血糖値の変動に着目し、各種データとともに分析を行い、生活動線の提案とカウンセリングを提供することで、健康管理を支援するプログラムである。
専用のデバイスとスマホアプリにより、自身の血糖値を可視化することができる。これにより、何を食べるとどのくらい血糖値が上昇するのか、どの運動をどの程度するとどのくらい低下するのか、といったことが確認できるため、行動習慣の改善のきっかけやエビデンスになる。
また、血糖値はリアルタイムに計測することができるため、これまでの体重や筋肉量の変動よりも短期間で行動やワークアウトの結果を確認できる。これにより、頑張ってトレーニングしてもなかなか結果が出ない、といった挫折や無力感の回避につながるほか、効果的なワークアウトプログラムを設計することができる。
さらに、参加者コミュニティで食品ごとの血糖値の上下や食品のトレンド、エリアごとのおすすめのレストランなど、一般では明文化されていない経験的なナレッジを科学的な根拠と照らしつつ共有することで、各個人に最適な方法を確立するという。
そして、同プログラムは渋谷エリアに特化しているため、渋谷近辺のレストラン、各種飲食店のPFCデータ、ウォーキングマップが随時更新され、各参加者にとって最適な飲食のオプションを参加者に提案することができる。
なお、バディトレHabitusの利用料金は、14,800円/月~90,000円/月となっている。
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