レスメド、在宅ハイフロー装置「Lumis HFT」の遠隔モニタリングサービスを開始

ハイフロー酸素療法は、専用装置によるブレンドされた空気と酸素の混合ガスを31~37℃に加温加湿を施してから、鼻カニューラを介して患者に投与する治療法だ。

そして2022年4月、在宅でのハイフロー酸素療法が、診療報酬改定で保険適用になった。

そうした中、レスメド株式会社は、在宅ハイフロー酸素療法装置「レスメドLumis HFT」(以下、Lumis HFT)の遠隔患者治療管理システムである「レスメドAirView」による遠隔モニタリングサービスを、2023年1月より開始したことを発表した。

「Lumis HFT」の遠隔モニタリングサービスの開始により、医療提供者は在宅で療養するCOPD(慢性閉塞性肺疾患)患者のハイフロー酸素療法の装置使用状況(装置の設定や治療パラメーターなど)、使用時間やSpO2(血中酸素飽和度)を必要に応じてオンラインで確認することができる。

「Lumis HFT」の装置にはセルラー通信が内蔵されており、装置データを自動的にAirViewシステムに送信する。

「AirView」はクラウドベースの呼吸装置治療支援プログラムであり、医療提供者はコンピュータやスマートデバイスを介して、必要時にAirViewシステムのモニタリングデータから、患者の装置使用状況や治療パラメータの経時的変化を確認することが可能だ。

また、適宜治療の進行状況を評価しながら治療を進めることで、コンプライアンスの向上や、早期発見・早期介入につなげることが期待されている。

さらに、装置や治療に関連する患者からの問い合わせに対する対応の簡素化や、それらによる来院回数の減少効果も見込まれている。

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