ORPHE・ロート製薬・アシックス・下北沢病院、歩容データをもとに健康寿命と歩行寿命延伸を目指す取組を開始

株式会社ORPHEはロート製薬株式会社を引受先とする第三者割当増資を実施し、資本参加するとともに、株式会社アシックス、医療法人社団青泉会下北沢病院(以下、下北沢病院)を含めた4者にて、歩容データをもとにした、健康寿命および歩行寿命延伸を目指した取組を行うことで合意した。

この取り組みでは、臨床データ・医療データなどを組み合わせた分析をもとに、健常時~未病状態における歩行状態から健康状態をスコア化した「歩行健康度」のアルゴリズムの構築を行い、より多くの個人・事業者・自治体・医療機関などに活用されるモジュール化を目指す。

また、足の疾患のリハビリ時に、疾患別の症状や歩き方の改善が図れているかをスコアリングし、それを元に医師および理学療法士が定量的な分析を行い、通院時の指導に活かせるパッケージ開発を目指す。

ORPHE・ロート製薬・アシックス・下北沢病院、歩容データをもとに健康寿命と歩行寿命延伸を目指す取組を開始
歩行に関するデータを分析しているイメージ

具体的には、ORPHEが有するセンサを用いて、歩数や歩行スピード、ストライド(歩幅)、接地角度、立脚時間などの歩容(歩行パターン)データを収集し、アシックススポーツ工学研究所の足と歩き方に関する独自の知見と、ロート製薬と下北沢病院が有する臨床データ・医療データなどを組み合わせた分析をもとにアルゴリズムの構築とモジュール化を実施する。

通院時の指導に活かせるパッケージ開発では、疾患~回復期におけるメディカル分野において、変形性膝関節症(膝OA)などをはじめとする足の疾患のリハビリ時に、疾患別の症状や歩き方の改善が図れているかをスコアリング。それを元に、医師および理学療法士が定量的な分析を行う。

ORPHE・ロート製薬・アシックス・下北沢病院、歩容データをもとに健康寿命と歩行寿命延伸を目指す取組を開始
疾患のリハビリ時に、疾患別の症状や歩き方の改善が図れているかをスコアリングしているイメージ

この開発には、下北沢病院が有する臨床データや知見を活かす。これらは、医療分野での疾患予防、遠隔診断や遠隔指導および再生医療と組み合わせなど、将来的な活用可能性を探りながら、より多くの幅広い医療機関等での活用を目指すとしている。

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