ミツフジ・トータルブレインケア・emol、スマートウォッチとアプリを活用した健康可視化実証事業の結果を発表

ミツフジ株式会社、株式会社トータルブレインケア、emol株式会社は、ウェアラブルデバイスから収集したバイタルデータと、認知機能維持向上およびメンタルセルフケアの2種アプリを活用した、神戸市での検証の結果と今後について報告した。

検証では、ミツフジが開発した体の状態が可視化できるスマートウォッチ「MITSUFUJI 03」から取得した、心拍・ストレスなどのバイタルデータと、トータルブレインケアが開発した認知機能チェックとトレーニングが可能なアプリ「脳体力トレーナーCogEvo」、そしてemolが開発したAIチャットによる個人のメンタルヘルスセルフケアが可能な認知行動療法アプリ「emol」を組み合わせることにより、自分の健康状態を可視化し、ストレスやメンタル不調による認知機能低下を検知した。

具体的には、「MITSUFUJI 03」を1日6時間装着し、「脳体力トレーナーCogEvo」での認知機能チェックを週3回実施。「emol」での認知行動療法「不安のためのACTプログラム8コース」を週1回行い、モニター調査開始時と終了時に実施するアンケートに回答してもらった。

その結果、「MITSUFUJI 03」から取得したバイタル(ストレス値)データ と、「脳体力トレーナーCogEvo」から取得した認知機能データの結果を解析・評価したところ、「ストレス値が上がると認知機能が下がる」という傾向がみられたことから、相関性が示唆された。

今後は、各データの解析・評価・改良をした上で、ウェアラブルデバイスから取得したバイタルデータとアプリをデータ連携して利活用し、健康状態の可視化ができる汎用性の高い連携システムの構築を目指す。

これにより、ストレス・認知機能・鬱・不安などの可視化と、そのような症状に早期介入することにより、健康維持と改善も可視化できることが期待されている。

また、最終的には、神戸リサーチコンプレックス協議会の総合的データ基盤「市民PHR基盤」とのデータ連携も構想しており、自治体による市民向け健康サービスとして、製品やサービス開発につなげていくとしている。

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