株式会社インテグリティ・ヘルスケアは、同社が開発・提供するPHRシステム「Smart One Health(スマートワンヘルス)」において、オンライン診療および健康増進や重症化予防サービスを手掛けるヘルスケアサービス企業と連携して、法人向けのサービス提供を開始することを発表した。
「Smart One Health」は、PHR(パーソナルヘルスレコード)を管理するためのスマートフォンアプリだ。
「未病」「予防」「治療」のシーンにおいて、産業保健や医療の専門家とデータを共有し、血圧、体重、血糖値などのバイタルデータに加え、お薬、食事、運動などのデータを入力することで、それぞれの関係性をグラフ・表形式で見える化し、療養指導や自己管理を支援する。
今回新たに提供されるサービスは、オンライン診療、生活習慣病の重症化予防サービス、看護師による24時間対応のチャット健康相談、産業医による生活習慣改善アドバイスなどだ。企業が健康経営を推進するのを支援する。
オンライン診療サービスでは、健康に不安を抱える従業員向けに、手軽に受診できるオンライン診療の仕組みを提供する。
重症化予防サービスでは、生活習慣病リスクが高い従業員向けに、チャットによる重症化予防アドバイスを提供。従業員が食事記録を登録することで、看護師からチャット機能で改善アドバイスを受けることができる。
24時間健康相談サービスでは、チャット機能を活用した看護師による24時間健康相談体制を提供する。
生活習慣改善指導サービスでは、株式会社ARCTSが提供している、健康診断結果を元にした、産業医を介した生活習慣改善指導サービス「Tomoasis」を活用している。
健康診断結果から生活習慣病のリスクがあると産業医に判定された(特定保健指導対象者を除く)、生活習慣病リスクが高い従業員を生活習慣改善対象者と指定し、Smart One Health上から、オンライン指導予約から指導実施体制を構築する。
また、従業員が登録した食生活の記録を、医療スタッフ(産業医を含む)へ共有。その結果を元に、現状に即した食事指導を実施する。
利用方法は、スマートフォンで紙の健康診断結果の写真をとることで、「Smart One Health」上に健診データを取り込み、産業医側と共有することができる。
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