福祉・介護業界では人員不足が問題となっており、業務の効率化が課題となっている。
株式会社モルフォAIソリューションズ(以下、モルフォAIS)とi-PRO株式会社は、人手不足が深刻な介護福祉業界に業務効率化のための最適なシステムを提供すべく、事業提携を開始した。第一弾として、介護福祉施設のスタッフ巡回頻度の削減や、施設内トラブルの早期解決を目的とした「転倒検知・みまもりパッケージi-PRO Remo. withモルフォ」の提案を開始する。
転倒検知・みまもりパッケージi-PRO Remo. withモルフォは、i-PRO Remo.とi-PRO AIカメラに、モルフォAISが開発した画像解析AIソリューション「みまもりAI:Duranta」を組み合わせたパッケージで、カメラ映像から人の転倒検知を検出し、スマートフォンへ通知したり履歴を確認することができる。
i-PRO Remo. は、ローカル録画とクラウド監視を組み合わせることで、スマートフォンで監視するエッジ記録型クラウドカメラサービスである。現場に行かずに最大1,000台のカメラの映像をスマートフォンやPCで確認/一括管理する。AIカメラ・AIアプリとの連携で、異常発生時はリアルタイムでスマートフォンに通知されるほか、リモートでの障害対応も可能だ。
みまもりAI:Durantaは、工場・住居・施設・店舗などでの転倒事故や手助けが必要な人の早期に発見するエッジ型のAIソシューションである。転倒・白杖・車いす・侵入等をカメラ映像から検出し、PC上の映像監視ソフトウェア(WV-ASM300(W)等)と連動してアラームを発報する。業務の効率化や現場の安全・安心向上のサポートに活用できる。
従来はスタッフが巡回して入居者の見守りを行っていたが、転倒見守りパッケージ i-PRO Remo. withモルフォを廊下や食堂などの共有部に設置することで、入居者の転倒検知が可能となり、スタッフの業務軽減に貢献する。
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