ライフログテクノロジー株式会社は、同社が提供する食事・運動・体重管理アプリ「カロミル」を活用した、「アンケートリサーチサービス」を開始した。
「カロミル」は、食事を写真で記録することで、AIの画像解析技術によって自動で栄養価を割り出し登録する健康管理アプリだ。2023年11月時点で会員数260万人となっている。
カロリーだけでなく、たんぱく質、脂質、炭水化物、塩分、糖質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素の計算・記録もできるため、アプリの利用目的は、ダイエットに加え、健康維持や生活習慣病予防、カラダづくりなど様々だ。
今回発表された「アンケートリサーチサービス」は、「カロミル」の利用ユーザを対象に、食事や健康に関する意識調査を実施するサービスだ。
年齢や性別の他、体型やBMIの「身体情報」、カロリー・塩分が高い方やたんぱく質が不足している人などの「栄養摂取状況」、糖質オフ商品を週に1回食べている人などの「喫食記録状況」を指定したり、食事記録と絡めたパネラー選定ができるほか、回答者の「カロミル」に記録された喫食データと掛け合わせたインサイト分析が可能だ。
例えば、「塩分摂取量が多めの人」「たんぱく質が不足気味の人」といった絞り込みや、「糖質オフ商品を週に1回以上食べている人」といった具体的な条件設定などを行い、アンケートリサーチの対象者の属性に関する解像度を上げていくことが可能だ。
また、匿名加工された回答者の喫食データと掛け合わせた分析やプロモーション支援サービスを組み合わせ、商品プロモーションの仮説検証の精度や戦略の解像度を高めることを支援する。
例えば、ペルソナに絞ってアンケートを実施して想定された喫食行動と同じか検証する「ペルソナ分析」や、自社商品の喫食ユーザーに対し、アンケート回答に加え栄養摂取状況を合わせて分析することでより効果を見える化する「商品効果分析」、同じ食生活課題をもつ参加者に対して商品をどのように活用して課題を解決するかを調査する「喫食課題調査」などが可能だ。

分析結果を元に、ターゲットや求めるデータに合わせたマストバイキャンペーンやモニター調査、ミッション企画イベントなどを追加実施することができる。
なお、今回のサービスリリースに伴い、2023年12月8日までに問い合わせした上で「アンケートリサーチサービス」を契約・利用の先着5社には、喫食データ分析サービスを無料で提供する。
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