株式会社リンクジャパンと株式会社クラウドケアは連携し、リンクジャパンのスマートホーム統合アプリ「HomeLink」から自費訪問介護ヘルパーの派遣申し込みができる機能を実装した。
HomeLinkは、家電・照明の制御、ホームセキュリティ・子どもの見守りなど直感的に家中を管理・操作できるスマートホーム統合アプリである。リンクジャパンが提供している自社製品のみならず、多くの他社製品・サービスと住宅をリンクすることができる。
今回実装した同機能では、HomeLinkから直接、クラウドケアのサービス画面を開くことができるようになる。クラウドケアは、インターネットから訪問介護ヘルパーの派遣を依頼できるサービス「Crowd Care」を提供しています。なお、現在のサービス提供地域は、東京・神奈川・千葉・埼玉の1都3県となっている。
訪問介護の内容や回数に細かな制約が多い保険適用のヘルパーとは異なり、クラウドケアは自費による訪問介護となるため、家庭の事情に応じて、公的サービスでは対応できない幅広いサポートを24時間365日提供できる。定期依頼だけではなく、必要な時だけヘルパーに来てもらうスポット依頼も随時受け付けているとのこと。
また、HomeLinkアプリでは、すでに宅食サービスやオンライン診療など、暮らしを支えるさまざまなサービスと連携している。クラウドケアを含め、各家庭に必要な機能を自由に組み合わせることで、高齢者の生活をワンストップでサポートする。さらに、不動産デベロッパーにおいても、リンクジャパンが提供するサービスを導入するだけで「サービス付き高齢者向け住宅」同様の生活サポート機能を備えた物件を提案することができる。
具体的なサービス内容(一例)は以下の通り。
- 日常生活で必要な食事・トイレ・入浴・室内移動などの介助
- 普段の診察での病院への付き添いや、入退院時のお手伝い、入院中の院内介助
- 家族不在時の夜間見守り、就寝介助・起床介助
- 掃除・料理・洗濯・ゴミ出し・布団干しなどの家事代行
- 買物、散歩、冠婚葬祭などへの付き添いを始め、旅行への同行
IoT機器によるハード面での見守りと、介護ヘルパーによるソフト面での支援を両輪として、住み慣れた住宅で介護施設と同様の価値を提供することにより、地域包括ケアシステムの実現に貢献する。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。