大阪公立大学とミラーフィット、健康習慣数値化に成功し評価基準として健康アプリに機能を実装

ミラーフィット株式会社は、大阪公立大学都市健康・スポーツ研究センターの岡﨑和伸教授と共に、健康習慣や健康状態を可視化することに成功したと発表した。

同社はこれを「MIRROR FIT. SCORE」と名付け、健康を管理し運動を提案するモバイルアプリ「MIRROR FIT. モバイルトレーナー」に2024年2月28日より搭載する。

「MIRROR FIT. モバイルトレーナー」は、ユーザの健康を記録し、運動を提案するスマートフォン向けアプリだ。毎日3本のトレーニングコンテンツを提供し、100名以上のプロフェッショナルが出演・考案した15カテゴリー、500本以上のコンテンツを提供している。

また、「MIRROR FIT.スマート体組成計」から12項目、スマートフォンのヘルスケアアプリから10項目のデータ取得・管理が可能なほか、専用スマートミラーのサブスクリプション会員は、全コンテンツを視聴可能だ。

大阪公立大学とミラーフィット、健康習慣数値化に成功し評価基準として健康アプリに機能を実装
左:「MIRROR FIT. スマート体組成計」 右:スマートミラー「MIRROR FIT.」

今回開発された「MIRROR FIT. SCORE」は、岡﨑和伸教授により、健康寿命を伸ばすことを目標に、研究に基づいたデータの調査および評価基準の設定をしたものだ。

厚生労働省や世界保健機関(WHO)の研究結果や目標基準値をベースに、様々な評価基準値を用いており、数値上のほか、実生活からの健康寿命も考慮したスコア設定となっている。

「MIRRO FIT. SCORE」は、利用者の意欲や行動頻度に基づく4つの評価とデータに基づく3つの評価から算出される、見える健康スコア「HABIT SCORE」と、体の健康状態に紐づく最大22項目のデータを元に算出される「CONDITION SCORE」の2つの評価基準から形成されている。

「HABIT SCORE」は、ユーザの意欲や行動頻度に基づく4つの評価と、データに基づいた3つの評価から算出される100点法の「見える健康スコア」で、ユーザの努力もスコアに組み込まれる仕組みだ。

大阪公立大学とミラーフィット、健康習慣数値化に成功し評価基準として健康アプリに機能を実装
「HABIT SCORE」の概要図

一方「CONDITION SCORE」は、「MIRROR FIT. スマート体組成計」から取得された体重や骨量などの最大12項目のデータと、スマートフォンのヘルスケアアプリから取得された消費エネルギーや歩数など最大10項目のデータを元に、複合的な評価を用いて算出される5段階の総合スコアだ。

大阪公立大学とミラーフィット、健康習慣数値化に成功し評価基準として健康アプリに機能を実装
「CONDITION SCORE」の概要図

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