TOPPAN株式会社は、通所介護・短期入所・訪問介護・グループホームなどの在宅介護事業所向けDXサービス「WAN-かいご」の提供を開始する。
「WAN-かいご」は、介護サービスや製品を提供する企業と、それを利用する介護事業所をつなぐデータプラットフォームだ。サービスや製品の利用による効果を見える化することにより、介護にまつわる業務の効率化をサポートする。
今回、「WAN-かいご」の第1弾として、要介護高齢者の自立支援・重度化防止に向けたレクリエーションコンテンツを100種類以上用意した「WAN-かいご介護レクリエーション計画作成サービス」を、2024年7月1日より提供する。
「WAN-かいご介護レクリエーション計画作成サービス」は、国立大学法人東京大学先端科学技術研究センター(以下、先端研)と行っている共同研究に基づき、レクリエーションをデータベース化。利用者の条件を入力すると、AIがレクリエーション計画を自動作成するサービスだ。
提供にあたり、先端研とTOPPANは2024年3月27日に共同研究契約を締結しており、取得したデータの分析と自立支援・重度化防止、認知症予防・維持・改善に資する介入エビデンスの構築を進め、その成果をもとに同サービスを開発した。
「WAN-かいご介護レクリエーション計画作成サービス」では、AIを活用した要介護高齢者の自立支援・重度化防止に向けた介入コンテンツ提供する。
「体を動かす」「頭を使う」「みんなで楽しい」などにカテゴリーされた、体操やレクリエーションコンテンツを100種類以上提供し、利用者の条件に合わせてAIが自動でレクリエーション計画を作成する。
また、身体機能や認知機能などのデータを入力することで、利用者に提供したレクリエーションの効果を分析し、月ごとのレクリエーションカレンダーを自動作成することができる。
さらに、プラットフォーム機能により、複数の介護事業所と合同で参加する参加型オンラインレクリエーションの開催が可能だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。