日本テクトシステムズ、AIで認知機能をチェックするアプリを江東区に導入

認知症は、早期対応が認知機能の回復・維持に繋がるとされているが、簡易的な認知機能のセルフチェックシステムの普及が遅れている。

こうした中、株式会社ディー・エヌ・エーの子会社である日本テクトシステムズ株式会社と東京都江東区は、認知機能の変化に早期に気づく機会を提供する目的で、認知機能見守りAIアプリ「ONSEI」と「ONSEIプラス」の導入を決定した。

「ONSEI」は、音声ガイダンスにより日付と曜日を尋ることで時間見当識を確認し、音声特徴量と年齢を考慮した上でAIが解析を行い、認知機能の変化を判別するアプリだ。所要時間は、チェック開始から結果表示まで約20秒だ。

一方「ONSEIプラス」は、歩数や体重、血圧などの健康データ管理や記憶の体操ゲームが可能なアプリだ。

今回、江東区が認知機能見守りAIアプリ「ONSEI」と「ONSEIプラス」を導入し、区民に自身のスマートフォンにて認知機能のチェックを行うことができる機会を提供する。

日本テクトシステムズは、江東区にこれらのアプリを提供するにあたり、チェック後の判別結果に応じて情報を出し分ける機能をカスタマイズした。

今後は、区民が必要なサポートを受けられるよう、地域包括支援センターや認知症サポート医などの情報提供、予防に向けた教室やイベント、自治体施設の紹介などを行う予定だ。

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