ストラタステクノロジーの日本法人 日本ストラタステクノロジー株式会社とテクモ合同会社は協業し、無停止型エッジコンピューティング「Stratus ztCTM Edge(ストラタス・ジーティーシー・エッジ)」と組み合わせた医療機器統合プラットフォーム「TQMO-XA(テクモくさ!)」を、2024年8月22日より提供開始することを発表した。
「Stratus ztC Edge」は、エッジでの動作に特化した製品設計で、耐環境性と冗長構成に対応した、ストラタステクノロジーのゼロタッチ・エッジコンピューティング プラットフォームだ。
障害が発生しても現場業務を止めることなく健全なノードで処理を継続し、故障したノードは、筐体の入れ替えとケーブルの再接続で交換できる。データは自動的に再同期されるため、業務を止めることなく保守対応が可能だ。
今回発表された「TQMO-XA」は、「Stratus ztC Edge」に標準搭載される医療機器統合プラットフォームだ。これにより、継続的な動作を可能にし、プラットフォームがデータの中継点となるため、学術研究のためのクラウドへのデータ集約が容易になる。
医療データを連携可能なフォーマットに変換することにより、ベンダーフリーなデータ連携を実現しており、患者を中心に各種の医療機器をつなぐことができる。
さまざまなデータを取り込んで集中操作を行うことで、デバイスやアプリケーション、治療チームに合わせた多様化した出力を行うことができる。また、患者の生理学的パラメータをビッグデータとして扱うことで、研究分析やAIなどへの活用が容易になる。
なお、「TQMO-XA」は、テクモから販売され、提供価格は税別3,600,000円からとなっている。
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