株式会社Mawariは、3D・XRコンテンツ専用圧縮、およびストリーミング技術「3D/XR コンテンツ・ストリーミング・プラットフォーム」を、アマゾン ウェブ サービス(AWS)が提供するAWS Marketplaceを通じて、2022年1月中旬より提供を開始する。
「3D/XR コンテンツ・ストリーミング・プラットフォーム」を構成する中心技術は、3DおよびXRコンテンツデータの容量を最大1/100に軽量化し、再生デバイスの消費電力を最大1/60まで節約することができる、圧縮およびストリーミング技術「Mawari 3D ストリーミング CODEC」だ。
3DおよびXRアプリやサービスの開発者は、「3D/XR コンテンツ・ストリーミング・プラットフォーム」を利用することで、コンテンツの圧縮、レンダリング、および配信といった一連のプロセスを効率化することができる。
また、AWSのコンピューティングサービスとストレージサービスを5Gネットワークのエッジに組み込む「AWS Wavelength」を利用し、ダウンロード型ではなくストリーミング型で3D/XRコンテンツを配信することにより、これまで処理パワー不足のため不可能とされていたスマホやスマートグラスでの3D/XRコンテンツの体験が可能となる。
さらに、「3D/XR コンテンツ・ストリーミング・プラットフォーム」を利用した最初のサービスとして、限りなく人間に近いビジュアルのデジタルヒューマンを開発できる「デジタルヒューマン・アズ・ア・サービス」を、KDDI株式会社と共同でリリースした。
サードパーティの開発者はこのサービスを利用することにより、予め高精度でマッピングした屋内外のスペースにおいての移動をシームレスに行える「デジタルヒューマン・ガイド」を、マルチリンガルで提供することが可能だ。
なお、「デジタルヒューマン・ガイド」のデモはAWS Marketplaceにて公開されている。
【「3D/XRコンテンツ・ストリーミング・プラットフォーム」のデモ動画】
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