東急不動産と慶應義塾大学、リアルとバーチャルを連動させた実証を竹芝地区にて実施

東急不動産株式会社は、竹芝地区のまちづくりにおいて、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科PoliProと連携し、「Social Creation(ソーシャルクリエーション)」の授業で、リアルとバーチャルを連動させた新たな取り組みを実施し、その有用性を実証したことを発表した。

竹芝地区ではこれまでも、街全体におけるデジタルツイン活用や東京ポートシティ竹芝・ポートホールにおけるバーチャル空間の作成と活用実証などを行ってきており、今回KMDの授業との産学連携により、これらのテクノロジー活用を含めた学生によるアイディア提案と、まちづくりにおけるデジタルとコンテンツの実践的な取組みを行った。

具体的には、「Social Creation」の授業で提案された、東京ポートシティ竹芝のホールのバーチャル空間を活用した「リアル×バーチャルの謎解きイベント」の提案などが採択され、竹芝地区におけるイベント時に実施された。

「リアル×バーチャルの謎解きイベント」の参加者は、親子などグループで、リアルの会場側とバーチャル空間側とに分かれ、双方の空間における個別のヒントを通信で伝え合いながら謎を解いていくというものだ。

東急不動産と慶應義塾大学、リアルとバーチャルを連動させた実証を竹芝地区にて実施
「リアル×バーチャルの謎解きイベント」実施の様子

バーチャル側は、ヘッドマウンドディスプレイでリアル会場(竹芝のポートホール)を3Dモデリングで複製したデジタルツインのバーチャル空間に入り込み、リアル側とネットワーク通信で協力する。

東急不動産は、リアル空間と、それと同じ構成のバーチャル空間が双方に連動した新たな体験価値を創出することができたとしている。

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録