アスカラボ、アプリ不要の3Dデータプラットフォームサービス「ENQU」をリリース

株式会社アスカラボは、3Dデータの公開や共有が可能なプラットフォームサービス「ENQU」を、2023年3月17日にリリースした。

「ENQU」は、専用アプリを必要としないWebサービスで、3Dデータをアップロードすると、自由視点で閲覧可能な3Dビューワを利用した公開ができる。

現在対応している3Dデータ形式は、「Wavefront OBJ形式(.obj)」「FBX形式(.fbx)」「glTF形式(.gltf、.glbなど)」「zip形式(.objや.fbx形式の3Dデータとテクスチャ画像群の複数ファイル一式を圧縮したファイル)」で、ユーザのニーズに応じて今後拡充を予定している。

閲覧するユーザも特別なアプリのインストールなどを必要とせず、Webブラウザのみで3Dデータを自由な角度から閲覧することが可能だ。

アスカラボ、アプリ不要の3Dデータプラットフォームサービス「ENQU」をリリース
ENQUサイト上で公開された3Dデータ

また、「ENQU」でアップロードされた3Dデータは、自身のWebサイトに3Dビューワを埋め込む形で公開することも可能だ。

アップロード後に発行されるHTMLタグを自身のサイトのHTMLに追加することで、サイトの自由な場所に3Dビューワを設置することができる。

加えて、AR表示に対応したiOS・Android OSのスマートフォンやタブレットなどのモバイル端末上で、アップロードした3DデータをARで表示することも可能だ。

なお、アップロードした3Dデータは、そのデータごとに公開範囲を選択することが可能だ。不特定多数に公開したい場合だけでなく、チーム内や組織内で3Dデータの確認や共有をする目的にも利用することができる。

現時点では、ENQUのアカウント作成、3Dデータのアップロード、閲覧、ビューワ・AR機能の利用が、利用ニーズや機能面の調査のため、無料で利用することができる。

今後は、拡充した機能などを利用できる有料プランの導入を計画しているが、有料プラン導入後も、基本的な機能については無料で提供される予定だ。

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