株式会社アドバンスト・メディアは、マルチデバイス対応と、OpenAIが提供する「ChatGPT」との連携機能を新たに搭載したAI音声対話アバター「AI Avatar AOI(エーアイ アバター アオイ)」を、正式リリースする。
「AI Avatar AOI」は、メタバース空間をはじめ、さまざまなデバイス上で利用可能な、AI音声認識「AmiVoice」を活用したAI音声対話アバターだ。
VR・メタバース、デジタルサイネージ、PC、スマートフォンなど、目的や用途に合わせてさまざまなデバイスを選択することができる。
加えて、ソーシャルVRアプリ「VRChat」上では、AIアバターにさまざまな感情を表現させることや、ワールド内を移動しながら案内を行うことなどが可能だ。
さらに、茨城県の公認VTuber「茨ひより」への搭載の際、キャラクターの性格、口ぐせ、言い回しなどを再現しながら、「ChatGPT」との連携による自由度の高い対話を実現したことにより、正式リリースする「AI Avatar AOI」にも「ChatGPT」を連携することが決定した。
これにより、独自の対話システムとOpenAIの会話生成AI「ChatGPT」を連携させたAI対話を実現することができる。利用者に応じてアバターの外見変更や音声合成のカスタマイズも可能だ。
また、不適切な用語や意図しない応答を回避する独自のフィルタリング機能と、専門用語や固有名詞も高精度でテキスト化する辞書登録機能を活用しているため、ユーザの希望通りのAIキャラクターを構築できる。
他にも、音声認識結果や自動応答の内容などを、管理画面から確認・編集することができる。データを分析することで、マーケティングなどに活かすことも可能だ。
なお、2023年10月17日〜20日に幕張メッセにて開幕される「CEATEC 2023」に出展し、「AI Avatar AOI」が紹介される。ブースでは、「ChatGPT」との連携による対話とキャラクターの自然な動作により、さまざまなデバイスでの対話が体験できる。

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