amulapo、月面開発へ向け「デジタルツイン-アナログツイン」構想を発表

株式会社amulapoは、月面開発を加速するための月面模擬環境「デジタルツイン-アナログツイン」構想を発表した。

月円開発を行うには、地上とは異なる月面の環境を事前に予測し、シミュレーションを行うことが重要であると考えられている。そこでamulapoは、月面を模擬するバーチャル空間やアナログ空間の造成に取り組んできており、これまでの検証や実証の結果を踏まえ、研究支援サービスを本格的に開始した。

具体的には、2020年から衛星データからの3次元幾何学情報を用いた惑星のバーチャル化や研究開発利用を進めてきた。

また、2023年には鳥取県と連携し、地上の月面模擬環境となるフィールド「ルナテラス」の造成に関わり、鳥取県の事業にて鳥取砂丘の3次元幾何学情報の取得や、テラメカニクス等の分野に利用される土壌の力学情報の取得を実施している。

月面模擬実証フィールド「ルナテラス」では、これまで複数の宇宙関係機関の実証実験の支援や、連携する事業者と実証実験を行うなど「アナログツイン」となる月面模擬環境での実験ノウハウの蓄積も行っている。

加えて、衛星データからの3次元幾何学情報を用いた惑星のバーチャル化やそれを用いた研究開発利用、シミュレーション、教育、プロモーション利用等の販売、VRやAR等の3次元デジタル技術を用いた研究開発や企業への提供を進めてきた。

そして、「7th Global Moon Village Workshop & Symposium」や「第67回宇宙科学技術連合講演会」にて、月面開発を加速させるための月面模擬環境「デジタルツイン」「アナログツイン」構想を発表し、本格的に研究支援サービスを開始したとのことだ。

今後、様々な宇宙関連機関及び関心のある非宇宙事業者とも連携し、月面開発の加速に貢献していく予定だ。

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