京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社は、スマートフォンやタブレット等のモバイル端末で複合機の設置イメージを確認できるバーチャルコンテンツ「TASKalfa7054ciシリーズ WebAR」を、自社のホームページに無料公開した。
WebARとは、Webブラウザを介してAR体験を提供する技術だ。専用アプリケーションをモバイル端末にダウンロードする必要がなく、スマートフォンやタブレットからコンテンツのURLにアクセスすることで利用できる。
今回発表された「TASKalfa7054ciシリーズ WebAR」では、モバイル端末のカメラで表示させた空間に、同社のカラーA3複合機「TASKalfa 7054ciシリーズ」の立体画像を表示し、製品の設置イメージを確認することができる。
また、同社のホームページ上の「ナレッジプラスデジタル」というバーチャルショールームには、「360°サイズビュー」や「操作パネルシミュレーター」といったシミュレーションコンテンツが提供されており、製品を直接見ることができない状況でも、製品の設置状況や操作方法を具体的にイメージすることが可能だ。製品を導入する際の参考に、これらのシミュレーションコンテンツが活用されている。
対応OSはiOS(iPhone6S以降・iPad第5世代以降・iPod第7世代以降)とAndroidで、各機種の標準ブラウザで視聴することができる。ただし、一部非対応の機種がある。
さらに、スマートフォンやタブレットにより、設置したい空間の床を認識させると、自動的に画面が切り替わり、床上に製品の立体画像が表示される。画像は回転させたり、前後に動かしたりすることも可能だ。ただし、カメラの性能やユーザ環境により、部屋や床の広さを正確に認識できず、表示サイズや設置場所にずれが生じる可能性もあるとしている。
加えて、WebARページから「ナレッジプラスデジタル」の「360°サイズビュー」コンテンツに遷移でき、設置イメージと合わせて、原稿送り装置や用紙カセットの開閉の様子など、各パーツのシミュレーションを体験することも可能だ。
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