株式会社BLANは、ARスマート水泳用ゴーグル「Holoswim2S」を2024年3月下旬に発売すると発表した。
「Holoswim2S」は、ARディスプレイを備えており、泳ぎながら距離やタイム、ラップ、ペースなどを計測し、確認できる機能を持つ。自動的にスマートコネクションに対応し、分析結果をコーチとシェアしたり、データを保存して仲間と競い合うことが可能だ。
50%の光透過率と25度のFOV(視野角)を持つ樹脂ベースのAR光学モジュールで設計されているほか、透明なOLED(有機発光ダイオード)ホログラフィックディスプレイを採用し、128×64の解像度でデータを表示する。
また、目を保護するための様々なコーティングも施されているとともに、水漏れ防止とフィット感を実現するための4サイズのノーズブリッジと、頭部のサイズに対応した3Dフィットシリコンガスケットや調節可能なストラップが付属する。
モードは「ライブメトリクスモード(愛好家)」「ゴールモード(水泳サークル)」「スタムモード(プロとアスリート)」の3つが用意されており、ボタンを1回クリックすることでモードを切り替えることが可能だ。さらに、最大5つのデータを同時に表示できる。
なお、「Holoswim2S」はスマートウェアラブルデバイスとして単独で使用できるほか、別売のPolar心拍計とペアリングすることができる。
また、Apple WatchおよびGarminウォッチと互換性があり、心拍数、GPSなどを共有することが可能だ。Bluetooth経由で携帯電話に接続し、最大50メートルの範囲でゴーグルの着信通知が有効になる。携帯電話をプールの外に置いても、着信がいつでも通知される仕様だ。
販売価格は税込29,700円だ。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。