株式会社360Channelは、同社の「WEBmetaverse」が、Apple Vision Pro、Meta Quest 3およびPICO 4のブラウザのVRモードに対応し、360度仮想空間で没入体験できるようになったと発表した。
「WEBmetaverse」は、2022年にリリースされたメタバースシステムだ。スマホ、PC、VRデバイスのブラウザで統一して利用できるようシステム設計されている。
そして今回、Apple Vision ProやMeta Quest 3、PICO 4のブラウザのVRモードに対応した形だ。
このベータ版では、アプリのダウンロードは不要で、ブラウザからアクセスでき、ブラウザ画面右上に表示される「XRボタン」を押すことでVR体験が可能だ。
また、Apple Vision ProとMeta Quest 3ではハンドトラッキングに対応し、コントローラ不要でバーチャル空間を移動することもできる。
アプリ開発者は、通常各アプリマーケットごとに審査基準に準ずる必要があるが、WEBmetaverseはブラウザでのサービス提供のため、アプリマーケットへの申請、審査が不要だ。
また、Webブラウザでのサービス展開が可能なため、課金サービスを提供する場合でも、プラットフォーム利用料がかからない。加えて、「WEBmetaverse」はOEMサービスとして展開しており、企業の要望に合わせてカスタマイズ可能で、新しいデバイスでの実証実験(POC)やサービス提供にも対応するとのことだ。
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