TOPPAN株式会社は、複数のバーチャル店舗を集約したメタバースモールサービス「メタパ」を、2021年12月より提供している。
そして今回、Apple Inc.が2024年6月28日に日本で発売を開始する空間コンピュータ「Apple Vision Pro」向けアプリとして、「メタパ for Vision」を「App Store」上で提供を開始する。なお第一弾は「テレアサショップMetapa店」で、順次店舗数を拡大させていく。
利用者が「メタパ for Vision」アプリを起動すると、同一空間に配置された複数の店舗が展開するバーチャル空間「メタパーク」が現れる。
ミニチュア「メタパーク」では、「テレアサショップMetapa店」を体験でき、テレビ朝日が実際に運営している「テレアサショップ」「EX GARDEN CAFE」を模したバーチャル店舗で、360度のメタバース空間に移動することが可能だ。
ストア内では、バッグやシューズ、ぬいぐるみなど様々な商品を体験できる。また、手のジェスチャーによって商品を実物大で表示し、そのサイズ感や設置イメージを体感することができるほか、ECサイトに遷移してそのまま商品を購入することも可能だ。

今後TOPPANは、現在提供しているモバイル版やウェブ版「メタパ」と連携し、スマートフォン、PC、Apple Vision Proの各デバイス間をつなげ、リアルとバーチャルの融合した体験を提供する予定だ。
ショッピングに加え、教育や観光、ビジネス、ライフスタイルなど様々な領域に展開し、2025年までに「メタパ」内に50店舗の設置を計画している。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!

IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。