株式会社電通総研は、リアルタイム3DCGソリューション「UNVEIL(アンベール)」のβ版の提供を、2024年10月25日より開始する。
「UNVEIL」は、3DCG技術を活用し、リアル映像体験を提供する独自のソリューションだ。メタバースにAIやブロックチェーンなどを組み合わせることで、没入感と対話性を実現する。
具体的には、ゲームエンジン「Unreal Engine」のレンダリングシステム「Nanite」や、シーン内のオブジェクトに対して自然な影響を与える技術「Lumen」などを活用し、数億ポリゴンの3DCGアセットをリアルタイムで描写する。
これにより、リアルな都市景観や自然環境、デジタルヒューマンの表現が可能になる。また、他のユーザやAIキャラクタとの自然なコミュニケーションも可能だ。
ユーザは、スマートフォンやPC、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)など、様々な市販デバイスから参加できる。
また、アマゾンウェブサービスのクラウドサービスの一つであるマネージド型サービス「Amazon Elastic Kubernetes Service」の採用により、数万人規模のユーザがリアルタイムでマルチプレイを可能とするクラウドレンダリング環境を実現した。
今後は、今回のβ版提供を通じてユーザからのフィードバックを収集し、製品の改良を重ねながら、2025年度に正式版の本格的な提供をするべく準備を進めていくとしている。
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