シリコンバレーのIoT事情を、アニス・ウッザマン氏に聞く第三回は、バーチャルリアリティの世界に感触をあたえる技術を実現するMETAというメガネだ。
【今後の予定】
第一回:シリコンバレーで8,000社以上のスタートアップを見つめる
第二回:IoTでヘルスケアが変わってきた
第三回:リアルとバーチャルを合わせた画期的なIoT製品
第四回:10秒後のあなたを予見する
第五回:米国ドローン事情
第六回:IoTで大流行のハイテクスーツケース
このメガネが1つあれば、パソコンも、スマートフォンも必要ない。
バーチャルリアリティの作り出す世界でキーボードをうてばよいのだ。
この技術によって、医療機器の練習や、フライトシミュレーションなど本当は高価な機材がないと試せないようなものも、家庭ですら試せるようになる。
試作から始まって現在META 1 DEVELOPMENT KITが入手可能だ。SDKも入手可能なので自分でもバーチャルリアリティ体験を作り出すことができる。
日本時間の本日15:00よりSDK1.3.2のオンライン説明が行われるので、興味のある方は申し込むと良い。
https://www.getameta.com/events
ホームページには、実際にMETAで実現できる世界が表現されているので是非見て欲しい。
参考:META
Google Glassに端を発する、スマートグラスの分野は、様々な利用方法を見出しつつ成長してきている。
METAはバーチャルリアリティだが、チェスができたり、フライトシミュレータの運転ができたりと、ただ、見えるだけではなく、操作できることが面白い。
技術的にはかなり高度だが、すでにSDKをリリースし開発キットまで準備している状況で、製品としてもどんどん洗練されてきているのがわかる。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。