アナリスト企業であるSynergy Researchの調査で、2015年のプライベート・クラウドおよびハイブリッド・クラウド分野のトップ・プロバイダーおよびリーダーにIBMが選定された。
最近行われたこのグローバル・クラウド市場調査*1では、クラウドを構築するためのインフラストラクチャー(ハードウェアおよびソフトウェア)への総投資額が世界で600億ドルを超え、そのうちパブリック・クラウド、プライベート・クラウド、ハイブリッド・クラウド・サービスの分野への投資額が500億ドルを上回っていることが明らかになった。
さらに、プライベート・クラウドおよびハイブリッド・クラウドのサービスへの投資は、年に45%増加している。
Infrastructure-as-a-Service、Platform-as-a-Service、ハイブリッド・クラウド、プライベート・クラウドに関するSynergy Researchの調査結果は、クラウド市場有数のリーダーとしてのIBMの位置付けを明確に裏付けるものだ。
ハイブリッド・クラウドとプライベート・クラウドは、組織のデータ管理の向上、アプリケーションのパフォーマンスと効率の改善、コラボレーションの強化をITの集中管理とともにすべて実現できるため、普及の一途をたどっている。その結果、企業はコストの削減だけでなく、大幅な効率化も達成している。
その中で、IBMは顧客のハイブリッド・クラウド・ソリューションへの移行を長年支援してきた。
IBMクラウドは、パブリック・クラウド、プライベート・クラウド、ハイブリッド・クラウドのサービスへの高速かつ容易な、自動化されたアクセスを提供することで、顧客のデジタル変革を促進している。
また、IBMクラウドでは、アナリティクス、モバイル、ネットワーキング、ストレージ、モノのインターネット(IoT)、コグニティブ・コンピューティングなど、幅広い分野にわたってサービスの拡充を進めている。世界で40を超えるクラウド・データセンターの運営を通じて、IBMは、企業が保管場所にかかわらずデータを安全に管理し、データから洞察を引き出すことができるよう支援している。
*1「Worldwide Cloud Infrastructure Services Market Share, Q3 2015」
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