サーモスタットというと、コタツの温度調節を思い浮かべる。
スマートハウスを実現するNestの場合、コタツではない。
空調の調節をこのNest Thermostatで実現するのだが、すごいのは、自律的に学習することだ。
初めの一週間、朝起きて、空調をつけて、温度調節をして、外出して、帰宅して、温度調節して、眠りにつく・・・といった人それぞれのライフサイクルをNest Thermostatが覚えるのだ。
これを取り付けさえすればすぐにインテリジェントな温度調節が可能となる
外出時には、自動的に無駄な電気を使わないようにする機能がある。
どこにいても、Nest Thermostatを操作可能。
Nest Thermostatは学び続けるので、例えばお子様が夏休みの時も、夏休みのライフサイクルに合わせた温度調整がされる。
プログラムをしなくても家電が「人それぞれ異なる快適さ」を勝手に学んでくれるスマートホームのソリューションといえる。
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IoTNEWS代表
1973年生まれ。株式会社アールジーン代表取締役。
フジテレビ Live News α コメンテーター。J-WAVE TOKYO MORNING RADIO 記事解説。など。
大阪大学でニューロコンピューティングを学び、アクセンチュアなどのグローバルコンサルティングファームより現職。
著書に、「2時間でわかる図解IoTビジネス入門(あさ出版)」「顧客ともっとつながる(日経BP)」、YouTubeチャンネルに「小泉耕二の未来大学」がある。