ドバイ首長国は、イノベーションと先進テクノロジーに基づくスポーツ競技を特徴とする世界初の取り組みとして、2017年12月にWorld Future Sports Gamesを主催すると発表した。ドバイ首長国がドバイに本拠を置く新しい世界団体World Federation of Future Sportsによって支援される新たな9つのイノベーション主導のフューチャースポーツを発表した。
World Future Sports Gamesの第1回競技会は、ドバイで2017年12月28日から30日まで開催されるという。そしてこの競技会は2年に1回、3日間にわたって開かれ、世界中の個人、企業、学術機関、研究センターから参加者を受け入れる。
ここで行われる現代的テクノロジー、人工知能を用いた9つの競技は、無人運転自動車レース、ロボットサッカー、ロボットランニング競技、有人ドローンレース、ロボット競泳、ロボット卓球、ロボットレスリング、ドローンレース、サイバスロン競技といったところだ。
ハムダン・ビン・ムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ドバイ皇太子兼ドバイ行政評議会議長兼ドバイ未来博物館財団評議員会議長は下記のように述べている。
「われわれは本日、UAE Drones for Good AwardとUAE AI & Robotics Award for Goodというわれわれの世界的プラットフォームの成功の上に築かれるこれらの独自の取り組みの立ち上げを通じ、未来への前進の新段階をスタートさせる。ドバイは、世界中のイノベーションと研究開発を推進するための触媒として、フューチャースポーツを活性化する」
World Federation of Future Sportsは、世界のさまざまな地域で科学技術の競技会を主催することによりフューチャースポーツ部門を支援する総合グローバルシステムを創設するため、専門の世界的な連合体と協力し、数十億ドル相当の経済的価値を生み出すと発表した。
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1975年生まれ。株式会社アールジーン 取締役 / チーフコンサルタント。おサイフケータイの登場より数々のおサイフケータイのサービスの立ち上げに携わる。2005年に株式会社アールジーンを創業後は、AIを活用した医療関連サービス、BtoBtoC向け人工知能エンジン事業、事業会社のDXに関する事業立ち上げ支援やアドバイス、既存事業の業務プロセスを可視化、DXを支援するコンサルテーションを行っている。