AIoT のパワーを解き放て―― AIとIoTを統合したAIoTを今すぐ導入すべき理由とは?

初開催のCESアジアには40カ国以上が参加、2万人が来場

米バージニア州アーリントン–(BUSINESS WIRE)– (ビジネスワイヤ) — 初開催されたCESアジアは、16カ国の出展企業200社以上が多数の素晴らしい革新成果を発表する場となり、世界的企業がアジア市場のために特別設計した最新の製品・サービス・技術を展示する中心的舞台として、CESアジアの地位を強固なものにした。

CEAとインテックスが共同開催したCESアジア2015は、中国・上海で2015年5月25~27日に実施され、40を超す国々から2万人以上が来場した。

 

CEAのインターナショナルCES/コーポレート事業戦略担当シニアバイスプレジデントを務めるカレン・チュプカは、次のように述べている。

「CESアジアは、拡大された展示会場や大勢の来場者、そして世界的企業が最新の革新成果を発表する舞台としてCESアジアを利用するなど、私たちがイベントに抱いていたあらゆる期待を上回る成功を収めました。中国の消費者向け技術製品市場は加速度的な成長を遂げており、今年は2680億米ドルから推定5パーセント成長して2810億米ドルに達する見通しです。中国はすべての企業がプレゼンス確立を検討すべき市場のため、多数の企業がCESアジアで魅力的な新製品を発表したことに感激しています。」

 

CESアジアでは、セルフドライビングカー、接続機器、ウエアラブル技術など、数多くの製品が発表された。今回アジアで初めて披露された注目の新製品として、次のような製品がある。

・AKG:パーソナライズしたサウンドを提供するノイズキャンセリング・ヘッドフォンのN90Q

・アウディ:セルフドライビング技術を搭載した電気自動車のR8 e-トロン、プラグインハイブリッドカーのQ7 e-トロン

・バイドゥ(百度):車載インフォテインメントシステムのカーライフとMMI

・キャデラック:オンスターで接続した強力な車内WiFiホットスポットのオンスター 4G Lte

・中国移動通信:中国全体をカバーしたIoTプライベートネットワーク、感知端末技術と産業向け機能を基盤とするOneNetオープン・プラットフォーム

・フォード:車載インフォテインメントシステムのシンク3

・ギルモスラストマスター、T300RSレーシングシミュレーター、Hotas Warthogジョイスティック、WAE NEO無線スピーカー、ヘラキュレス・ユニバーサルDJシステム、ヘラキュレスDJコントロール・ジョグビジョン・コントローラー

ハッピープラグス:ストックホルムに拠点を置くスウェーデン金細工メーカー特製の18金イヤホン

・ヒルシュマン・カー:タブレットやスマートフォンを無線LANに接続して、TV視聴、インターネット利用、メディア閲覧を可能にする車載エンターテインメントシステムのeHub

・ヒルシュマン・カー:貨物の積込み・輸送を監視する改造モジュールの資産追跡モジュール

・インテルReal Sense技術搭載ファイヤーフライ・ドローンは、インテル製プロセッサーがモーションを感知し、衝突を回避

インテルクリニック:睡眠時の生体反応をモニタリングするアイマスクのNeuroOn

・北京技徳科技(JIDE):複数アプリを同時に利用できるタブレット向けオペレーティングシステムのREMIX OS

・JD.com:音声制御スピーカーのDingdong、スマート製品と接続可能なWeilinkアプリ

・クリプシュ:映画館並みのサウンド品質を提供するホームシアター・スピーカー、高性能のシアター体験を提供するHD無線ホームシアターシステム

・リンカーン:顧客がカスタマイズした車の画像をほぼ原寸大で投影する仮想化ウォール、顧客が理想とするリンカーン車の仕様を選択し、価格を算出るインタラクティブ・テーブル

・メルセデス・ベンツ:内装を施し、デジタルラウンジスペースを備えた研究用のセルフドライビングカー、F 015ラグジュアリー・イン・モーション

・モーリー・ロボティクス:2017年に消費者に提供予定で、レシピライブラリーを備えるプロフェッショナルなフル機能スマートキッチンロボット

・MOTA:携帯電話と接続して、かかってきた電話、テキスト、ソーシャルメディアのアップデートを提供するスマートリング、バッグやポケットに収まる小型のGoPro向け無線充電器、バッテリー寿命を延ばし、携帯電話を保護するiPhone 6/iPhone 6プラス向け拡張バッテリー充電器

・スコーシュ:防滴・防汗ブルートゥース対応イヤホンのスポーツ・クリップ・スポーツ・イヤホン、耐衝撃・防水ポータブルバッテリーのgoBAT 6000およびgoBAT 12000、防水・防塵・緩衝撃性のあるboomBOTTLE+

・スカルキャンディ:ゲーム用ヘッドフォンのAstro a45/a50ヘッドセット、耐水性・堅牢性のあるスピーカーシステムのエアレイド、コンサートで最前列に座っているかのような臨場感をもたらすヘッドフォンのクラッシャー

・ティンカリン:オープン設計で、素早く静かに印刷できるディットプロ3Dプリンター

・トムトム:心拍計内蔵し、リアルタイムのランニング情報を提供するランナー・カーディオGPSウォッチ、位置を追跡してゴルフスコアを管理するゴルファーGPSウォッチ

・フォルクスワーゲン:ジェスチャー制御機能を搭載したゴルフRタッチ、大半のスマートフォン向けオペレーティングシステムを統合したインフォメイントシステムを備えるコネクテッド・ゴルフ、充電プレートで電気自動車を充電可能なインテリジェント・チャージ、カメラとバックミラーを使ったセルフパーキング技術のトレインド・パーキング

・Vivalnk:身体に貼り、スマートフォンと無線でやり取りできる無線体温計パッチのeSkinテンプ・パッチ

・Voxx:高品質サウンドを提供するスピーカーのHi-Fiオンウォール/インウォール、Hi-FiシステムのAR MTポータブルHi-Resプレーヤー

・ZAGG:iPad専用Folioキーボード、スピーカー内蔵iPhoneケースのスピーカー・ケース、取付可能なキーボードを備えたiPadケースのスリム・ブック・ヒーロー

 

主要な製品発表のほか、参集した各業界のソートリーダーによるダイナミックな会議プログラムのラインアップや、アウディのルパート・スタッドラー氏、 IBMのD.C. Chien氏、インテルのカーク・スカウゲン氏、ツイッターのシャイレシュ・ラオ氏などの業界幹部トップによる基調講演と業界牽引者講演が注目を集めた。

会議プログラムは初日までに完売し、アウディとインテルによる基調講演はそれぞれ1000人以上が参加した。

 

会場で実施した53のカンファレンスセッションの一環として、約100人の業界幹部を壇上に迎えた。

世界・地域の著名な講演者が、消費者向け技術市場の展望、従来業界におけるモビリティー、モノのインターネットの影響、ロボット、コネクテッドシティー、アジアにおけるメディアの未来、スマートホーム、3D印刷、ウエアラブル技術、デジタルカー革命など、業界で最も切迫したテーマを取り上げた。

注目すべき講演者として、CMCキャピタル(華人文化産業投資基金)パートナーズのLi Ruigang氏、フォードのJoe Biser氏、ファーウェイ(華為技術)のBing Ma氏、JD.comのDennis Weng氏とレスリー・リュウ氏、インディゴーゴーのLiz Wald氏、BesTV OTT事業グループのFrank Luo氏、トムトムのクリス・カーニー氏、、アクセンチュアのDavid Sovie氏、コンチネンタルのフランシス・マン氏、神州数碼(デジタルチャイナ)のNan Yang氏、IBMのWei Sun氏、カラットのJane Lin Baden氏、スターコムのVivian Zhu氏、中華人民共和国工業情報化部のKemin Xu氏とWeimin Sun氏などが参加した。

当日カンファレンスセッションに参加できなかった報道関係者のために、映像を提供している。

 

見本市の主催者は、監査済みの正式な来場者数を数週間中に発表する予定。初開催イベントの成功を基盤に、CESアジアは2016年5月11~13日に再び上海で開催される。

最新のCESアジアのニュースと情報については、こちら(CESAsia.com)。

 

■CESについて

CESは、消費者向け技術のビジネスで力強い成長を見せている企業のための集まり。

40年以上にわたって、次世代の革新が市場に紹介される国際舞台となり、イノベーターや画期的な技術がその力量を試すことができる場としての役割を果たしてきた。

CESはこの種のものとしては最大の実践的なイベントで、業界のあらゆる側面を取り上げている。

また、米国の2860億ドル規模の消費者向けエレクトロニクス業界を代表するテクノロジー業界団体のコンシューマー・エレクトロニクス協会(CEA)が所有・運営しているため、業界に最も関連性の高い問題を取り上げるこのフォーラムには、世界中のビジネスリーダーや先駆的企業が参加している。

・2015年CESのビデオハイライト

・CESのオンラインフォロー先
http://www.cesweb.org/
http://www.cesweb.org/social(ソーシャルメディア)

 

■CESアジアについて

コンシューマー・エレクトロニクス協会(CEA)が所有・運営し、インテックスと共同プロデュースするCESアジアは、消費者向け技術業界の一流イベントで、アジア市場における革新のバリューチェーンを徹底的に幅広く掘り下げて紹介する。

この新イベントに参加する主要なグローバル企業は、CE業界幹部、海外の仕入れ担当者、国際報道関係者、一部限定の中国消費者に最新の技術・製品を披露し、その成長・強化を図る。

参加者は、中国を含む世界の最大手ブランドの一部に独占的な形で触れ、CE業界を形作る革新成果を称える。

 

■インテックスについて

インテックスは上海のCCPIT(中国国際貿易促進委員会)のサブジョイントベンチャーとして、1992年に設立された。

中国における国際展示会の一流運営会社であるインテックスは、上海にある複数の展示会場を所有し、上海以外の場所でもさまざまな展示会場を管理している。

インテックス上海は上海市会展行業協会(SCEIA)の副委員長を、そしてCAECの副理事を務めており、UFIのメンバー。

海外から一流の管理モデルとノウハウを取り入れた上海初の会場施設管理企業で、上海虹橋経済技術開発区聯合発展有限会社、上海市国際貿易促進委員会、Istithmar P&O Estates FZEが共同出資している。

インテックスは中国で初めて品質管理のISO9001認証を取得した国際展示センターであり、国内の展示会業界で傑出した評価を誇っている。

 

■今後のイベント

CEAイノベート!
2015年11月8~10日、ニューヨーク州ニューヨーク

CEホール・オブ・フェイム・ディナー
2015年11月9日、ニューヨーク州ニューヨーク

CESアンベールド・ニューヨーク
2015年11月10日、ニューヨーク州ニューヨーク

CESアンベールド・ラスベガス
2016年1月4日、ネバダ州ラスベガス

2016年CES
2016年1月6~9日、ネバダ州ラスベガス

CEAウィンター・ブレイク
2016年3月21~24日、ユタ州パークシティー

 

 

 【関連リンク】
ビジネスワイヤ

無料メルマガ会員に登録しませんか?

膨大な記事を効率よくチェック!

IoTNEWSは、毎日10-20本の新着ニュースを公開しております。 また、デジタル社会に必要な視点を養う、DIGITIDEという特集コンテンツも毎日投稿しております。

そこで、週一回配信される、無料のメールマガジン会員になっていただくと、記事一覧やオリジナルコンテンツの情報が取得可能となります。

  • DXに関する最新ニュース
  • 曜日代わりのデジタル社会の潮流を知る『DIGITIDE』
  • 実践を重要視する方に聞く、インタビュー記事
  • 業務改革に必要なDX手法などDXノウハウ

など、多岐にわたるテーマが配信されております。

また、無料メルマガ会員になると、会員限定のコンテンツも読むことができます。

無料メールから、気になるテーマの記事だけをピックアップして読んでいただけます。 ぜひ、無料のメールマガジンを購読して、貴社の取り組みに役立ててください。

無料メルマガ会員登録