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NVIDIA、ゲーマーやクリエイター向け「GeForce RTX 40 シリーズ」のノートPCを発表

クリエイター市場は急速に成長し続けており、1億1000万人以上のプロおよび趣味のPCクリエイターがいると言われている。

NVIDIAは、Ada Lovelace GPUアーキテクチャを搭載した「GeForce RTX 40 シリーズ ノートPC」を発表した。

GeForce RTX 40 シリーズ ノートPCは、前世代よりも電力効率が最大3倍高く、Adaアーキテクチャ、NVIDIA DLSS 3および第5世代のMax-Qテクノロジを初めてノートPCにも採用した。

RTX 4090およびRTX 4080搭載のノートPCでは、Adaアーキテクチャにより、ゲーマーは3台の4Kモニターで毎秒60フレームのサラウンドゲームをプレイできる。一方、クリエイターはNVIDIA Omniverseプラットフォームを使用して、物理演算やライティング、およびマテリアルを用いた3D仮想世界を4Kで構築可能だ。ストリーマーは、AV1エンコーディングを使用してDiscordに4K 60fpsでゲームをライブ配信できる。Adaの新しいデュアルエンコーダーは、ビデオの書き出し時間を半分に短縮するという。

新しいRTX 4070、4060および4050搭載のノートPCでは、前世代のフラッグシップモデルよりも高速で、GPUの消費電力を前世代の3分の1に実現した。これにより、1440p 80fpsのウルトラゲーミングを実現し、Blenderでのシーンのレンダリングなど、これまで2時間半かかっていた制作プロセスを約10分に短縮できるという。

また、Adaアーキテクチャが導入される前は、この最も急速に成長しているノートPCセグメントの95%は、基本的なタスクとアプリに限定されていたが、GeForce RTX 40 シリーズ Laptop GPUを搭載した14インチノートPCは、Blenderでの超高速3Dレンダリングや、Adobe PhotoshopやPremiere ProなどのアプリでのAIツールなど、これまで不可能だったタスクを実行できる。加えて、NVIDIA Studioエコシステムを利用することで、バッテリー駆動時間が最大3倍になる。

さらに、NVIDIA Omniverse、Canvas、BroadcastなどのAIを活用したアプリへの独占アクセスも可能だ。3Dアーティストは、Omniverseで世界中のどこからでも互いにコラボレーションできる。一方、ビデオ編集者は、AIツールを使用して現場で迅速に制作が可能となり、デュアルエンコーダーを使用して書き出し時間を半分に短縮できるとのことだ。

またNVIDIAは、GeForce RTX 40 シリーズ ノートPCの発売に合わせて、第5世代のMax-Qテクノロジを発表した。

今回のアップグレードでは、NVIDIAの画像アップスケーリングテクノロジー「DLSS 3」がノートPC向けに最適化され、WhispermodeやBatteryBoostを含むMax-Qテクノロジに組み込まれ、パフォーマンス、静音性、バッテリー駆動時間が最大2倍向上した。また、メーカーと協業してこれまでで最も低電圧のGDDR6メモリを搭載した。

さらに、Try-speedメモリ制御によりGPUを新しい低電力メモリ状態へ動的に切り替え可能になったほか、AdaのオンチップメモリはMax-Q向けに最適化されたことで帯域幅が2倍、サイズが16倍となり、クロックゲーティングが改善された。

なお、GeForce RTX 40 シリーズ ノートPCは、Acer、Alienware、ASUS、Dell、GIGABYTE、HP、Lenovo、MSI、Razer、Samsungなどのメーカーから発売される。また、CyberPowerPC、Eluktronics、Hasee、PC Specialist 3XS by Scan、Schenkerなどのメーカーやシステムビルダーからも発売される。

価格は、RTX 40 シリーズのフラッグシップノートPCは1,999ドルから2月8日より発売予定、RTX 4050 ノートPCは999ドルから2月22日より発売予定としている。

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